【備忘録】休職を経て退職そして無職へ
掲題どおりですがこの度退職することとなったので、その際の出来事をまとめようと思います。
経緯としては新しい現場に配属されてから胸の痛み、吐き気、不眠が続いており、ある日玄関のドアを開けることできなくなり上司に電話で伝えてその日から休職になりました。その日に予約の電話をして翌日近所の精神科を受診し「適応障害」と診断されました。
当時の気持ちとしては「もう現場に行かなくて良いのかという安心感」と「自分の人生終わったな」の2つでした。
しかし、以外にもこの結末について後悔は砂一粒もありませんでした。
「因果応報」という言葉が好きでなるべくしてなったと心の中で理解していたからと思います。
そこからは服用された薬を飲みながら引きこもりのような生活をずっと送り症状が回復するともう会社に戻りたくないという気持ちが強くなり退職すると上司に伝えました。
担当医からは復職を薦められましたが以下の2点から退職を決意しました
- 再発のリスク(部署が変わるわけではないので現場の人間と必ず遭遇する)
- 今後のキャリア(一度病気になった人間に重要な仕事が下りてくる可能性は低い)
休職しながら就職活動すると選択肢もありましたが、自分の中で区切りを付けたかったの辞めることにしました
初めて精神科を受診して理解した事は意外と適当だということです。 もっと詳細な精神分析や献身的な会話が発生するかと思っていましたがそんなこともなく症状を説明したらすぐ何かしらの診断名付けて診断書を書いてくれます。 お願いすれば傷病手当の書類も最大(1年6ヵ月分)まで書いてくれでしょう、内科が治療する場所なら精神科は利用する場所なのでしょう。
退職後の手続きについてはまた書こうと思います。
【感想】転職の思考法
転職を考えている人に限らず、会社で働く全ての人にぜひ読んでほしい本です。
内容は転職を考える主人公とキャリアコンサルタントとの物語形式で進んでいきます。
心に残った内容としては
・他人の船(会社)に乗り込んで置いて文句を言うのは筋違い
仕事は誰かに与えられて、給料がもらえるのが当たり前と言う考え方であり文句を言うのは害悪でしかないと考えが変わった。
・マーケットバリューの測り方
業界の生産性、技術資産、人的資産を箱で表現し、自分のマーケットバリューを測る方法を知って自分の能力を客観的に測れるのは目から鱗だった。
・転職エージェントの見極め方
面接のフィードバックや自分のキャリア目線で考えてくれるかなどの点で見極める。
私が昔使ったエージェントがよくないと判断できた
・仕事における楽しみの考え方
todo型、being型の人間に分類しほとんどの人間はbeing型で明確に何かをやるべきだと言う考えがない。自分が得意なこと(苦痛でないこと)を仕事にすべきということ
【備忘録】仕事と作業は違う
約1年ぶりの更新
今は2年以上居た運用・保守の現場から、
希望した上流工程からの現場に配属されている。
現場の上司から仕事を任され進めようとするが何をやって良いか分からず
考えこんでしまい結果、時間だけが過ぎダメ出しと罵倒をくらっている毎日である。
そんな日々の中で上司が語っていた仕事論で
「仕事と作業は違う」
というのが妙に心に刺さった。
意味合いとしては「仕事」はサービスを実現するためのプロセスを考え作業に落とし込むことであり答えがないもの。
「作業」は明確なスタートとゴールがあり誰でもできるようなもの。
会社としては仕事単位でしか評価しないから作業の達人になってもあまり意味はなく、自分の付加価値をあげるには仕事ができるようにならなければならないと言っていた。
普通に働いている人からしたら当たり前の考えかもしれないけど
末端の私からすれば全くない発想だった。
忘れないように書き留めておくことにした。
【小ネタ】nヵ月以前に作成された対象のファイルを全て消す
仕事で古いlogファイルを消すときに使ったコマンド
【n月以前に作成された対象のファイルを全て消す】
ls -ld [削除対象ディレクトリ]/* | tr -d "月" | grep -iE "*\.log" | awk '{if($6 <=9(※nヵ月の指定)) print $9}' | xargs rm
【ls -ld [削除対象ディレクトリ]/*】
削除対象のディレクトリ内のファイルを全て表示
※フルパスを表示させるのがポイント
試しに9月に作ったa.log b.log c.logを消す
あとは"月"が邪魔なので除去して拡張子で絞り込んで
awkで条件を指定して対象だけ削除している
現場では西暦も条件指定した(家の端末だと表示されてないけど)
【linuxコマンド関連】備忘録
ファイルやディレクトリに対して別名を付けたもの
Windowのショートカットに近いが異なる
単にショートカットは対象のパスを示したものである
対してシンボリックリンクは実体と同等の振る舞いをすることが可能
【/dev/stdin】標準入力
標準入力のシンボリックリンク
「/dev/stdin」は 「/proc/self/fd/0」のシンボリックリンク
「/proc/self/fd/0」は「/dev/pts/0」のシンボリックリンク
【tmux】仮想端末作成コマンド
接続先サーバの仮想端末を作成することで
一つのコンソールで複数のコンソールを作れたり
突然切断されても再接続することで復帰することができる。
「Ctrl + b」→「c」でウィンドウ複製
「Ctrl + b」→「数字」ウィンドウ選択
「Ctrl + b」→「d」でtmuxから離脱
「Ctrl + b」→「a」でtmuxに再接続
切断するときは「exit」しないと接続情報が残る
※0、1のウィンドウが立ち上がっている画像
【 xargs 】コマンドと【 | 】パイプの違い
【 xargs 】コマンドとは
標準出力結果を実行したいコマンドの前に記述することで
結果を引数として受け取りコマンドを実行することができる
例)
コマンド1 | xargs コマンド2
【 | 】パイプとは
標準出力結果を次のコマンドに渡す
例)
コマンド1 | コマンド2
xargsの必要性が分からなかったので両者の違いを検証
検証環境
ディレクトリ:
/home/ubuntu/project/sample
配下ファイル
./search.txt
ファイル内容
hogehoge
実行コマンド
1). find . -name 'search.txt' | xargs grep hoge
2). find . -name 'search.txt' | grep hoge
結果
2の結果が出てこないのでなにを渡しているのかechoで確認
catで確認
1の【xargs】を使った場合は引数として変換して渡しているため
echoでfindの結果のファイル名、catでファイルの内容が出力されているようです。
2の【 | 】パイプオンリーのときは引数変換せずに結果を塊として渡しているため
echoで無、catで塊の内容(./search.txt)が出力されているようです。
今更感はありますがlinuxコマンドは使わないと忘れますね;;
ブログ開設
社会人3年目にして初めてブログ開設
技術的なことに限らず現場で学んだことや勉強で得たことを吐き出す場所として活用していく